alias
別名(エイリアス)を設定することにより、ユーザーは共有リソースをより便利に利用することができます。特に異なるドメイン間で共有されるコンポーネントを同一バージョンのリソースで簡単に利用するために適しています。
この例では、lm.config
メソッドを使用して、@obook
エイリアスをhttps://cdn.jsdelivr.net/npm/obook
にマッピングする別名を設定しました。これにより、@obook
プレフィックスを使用すると、自動的に指定されたURLにマッピングされます。
<script src="https://cdn.jsdelivr.net/gh/kirakiray/ofa.js@4.5.26/dist/ofa.min.js"></script>
<script>
lm.config({
alias: {
"@obook": "https://cdn.jsdelivr.net/npm/obook",
},
});
</script>
<l-m src="@obook/blocks/simp-block.html"></l-m>
<simp-block>
<h2>Test Title</h2>
<h3>Test h3 desc</h3>
</simp-block>
エイリアス@obook
を使用することで、l-m
タグ内にリソース"https://cdn.jsdelivr.net/npm/obook/blocks/simp-block.html"
を導入した。これにより、クロスドメインのコンポーネントがソースアドレスを詳細に知ることなく、共有リソースにアクセスしやすくなった。 これにより、コードの保守性が向上し、ドメイン間でのリソースの共有が容易になる。
注意
別名(エイリアス)を設定する際は、以下の点に注意してください。
- 別名のキーは
@
で始まる必要があります。例えば、@example
です。
lm.config({
alias: {
// "example": "https://example.com/resource", ❌ '@'で始まらない。
"@example": "https://example.com/resource",
},
});
- 同じ名前のエイリアスを繰り返し設定しないでください。エラーが発生します。
lm.config({
alias: {
"@namex": "https://example.com/resource",
},
});
// ...
lm.config({
alias: {
"@namex": "https://example.com/other-resource", //エラー、重複したエイリア
},
});